株式会社 琉香 ~沖縄 老舗 染め織専門店~ 染織の製造・企画から販売まで

琉球染織専門店 琉香

琉球王朝時代の王家が着用していた打掛の柄を再現

 

龍は中国(ちゅうごく)で生まれた想像上の動物です。
龍という字は、紀元前17世紀ごろから11世紀にかけて
の商(しょう)王朝で用いられていた甲骨文(こうこ
つぶん)や、その次の王朝の周(しゅう)にかけて
さかんに鋳造(ちゅうぞう)された青銅器の金文(きん
ぶん)にも見られることから、いかに古くから中国の
人びとが龍と関わってきたかがわかります。
紀元前2世紀末の『淮南子(えなんじ)』という書物
には、飛龍(ひりゅう)・応龍(おうりゅう)・蛟龍
(こうりゅう)・先龍(せんりゅう)がおり、これら
からそれぞれ鳥類・獣類・魚類・甲殻類が生まれたと
あります。つまり龍は、あらゆる動物の祖であり、造物
主たる神のような存在であったのです。そのためでしょ
うか、龍の姿は「九似(きゅうじ)」といって、角は鹿、
頭は駱駝(らくだ)、目は鬼、項(うなじ)は蛇、腹は
蜃(みずち)、鱗(うろこ)は魚、爪は鷹、掌(たなご
ころ)は虎、耳は牛に似ていると言われます。まさに人間
の創造力のなせる技です。アニメの合体ロボットどころ
ではありません。この異形をもって龍はあらゆる動物の
頂点に君臨(くんりん)し、最高の瑞祥(ずいしょう)
ともなったのです。
 幻想の花・サガリバナ

ところが、悠々(ゆうゆう)と天空を駆(か)けめぐって
いたはずの龍が、皇帝の権力に搦(から)めとられて、
皇帝の衣服のなかに閉じこめられてしまったのです。この時から龍は権力者としての皇帝のシンボルとなりました。
皇帝が最も重要な祭事のときに着た服には、十二章といって君子(くんし)の備えるべき美徳(びとく)を象徴した
十二の文様があらわされました。その一つに龍の文様があります。これは龍が変化(へんげ)することから、君子もまた時勢(じせい)に応じて柔軟(じゅうなん)な政治をするという意味です。十二章は太古の君子舜帝(しゅんてい)の時に定められたといわれますから、たいへん古くから龍の文様もあったことになりますが、ここでの龍はまだ権力のシンボルではありません。
唐(とう)の時代、龍は権力のシンボルとして皇帝の服を飾るようになっていました。長寿(ちょうじゅ)3年(693)に
は位の高い官人に龍の服が与えられました。皇帝から権力のシンボルである龍の服をいただくことは、たいへんな名誉でした。そのうちに龍の文様の服をかってに着る人も出てくるようになります。大徳(だいとく)元年(1297)には胸や背に小さな龍の文様をつけることは差し支えないが、衣服全体に及ぶような大きな龍をつけることが禁止され、延祐(えんゆう)2年(1315)には五爪二角の龍文が皇帝専用の文様として規定されます。五本の爪をもち、頭に二本の角をはやした龍が権力のシンボルとして定まったのです。
 明(みん)の時代にも同じく五爪二角の龍が皇帝の服を
飾りました。いっぽう、臣下(しんか)たちは皇帝の龍から
爪を一本減らした四爪の龍の服を皇帝から賜るようになり
ます。四爪龍は蠎(もう)とも呼ばれました。
江戸時代に使用されていた琉球王家の女性が着用していた打掛に使用していた柄で『四つ爪の龍』が描かれており、今回、初めて王家から伝わる柄を紅型の袋帯として再現しました。
 

興味のある方はご一報ください。

 

 


北京故宮博物院蔵・紅型柄『波に鯉文様紅型』・再現作品

 

西暦1400年頃、現在から600年ほど前から
琉球王国は、中国と外交関係を築いていて、琉球
王国側は、中国皇帝に対して数十回に及ぶ使者を
送っていました。外交文書とともに皇帝に対する
貢物も数百点におよび捧げていたそうです。
その中には、紅型染めの布地もあり、当時の琉球
王が中国皇帝に自国の技術の粋を見られる為に、
当時最高の職人技と最高の材料を使用して作成され
たものとうかがい知る事が出来ます。
そのいくつかの作品の中で、傑作とされる『波に
鯉文様紅型』が現代に蘇りました。
『波に鯉文様紅型』は、現在の職人でも難しいと
言われている『あられ』の技〔小さな白抜きの丸文〕
を多く使用されています。
 幻想の花・サガリバナ柄の意味は、中国の春秋戦国時代〔日本では弥生
時代〕から伝わる吉祥文様として使われていたそう
です。いきよいよく水しぶきをあげながら鯉が泳ぐ、
中国では『魚』の音が『余』に通じ、豊富に物が
ある事を意味します。また、古来より伝わる『鯉が
激流の竜門を昇りきって龍になる』という『登竜門』
の言葉からの引用で、鯉が描かれました。
当時の琉球国王が、中国皇帝に対して、礼節を尽くし
て対応していた事をうかがい知る事の出来る柄だとも
いえます。
※上の画像が故宮博物院所蔵の『波に鯉文様紅型』で
 下の画像が今回再現した作品です。
 この作品に興味のある方は、ご連絡下さい。

 

 


『琉球の花織展』でのひとコマ

 

今回『琉球の花織展』展示資料の中からの一点で、
昔〔130年前〕の士族が着用していた打掛の様な
着物を展示していました。
他府県で、戦前の資料が残っている事と、沖縄県内
で、戦前の資料が残っている事とは、確立的に同様
な事ではない事は、皆様もご存知かと思いますが、
あえて、説明すると日本国内で唯一太平洋戦争時に
陸上戦の行われた沖縄は、当時どこも焼け野原に
なっていて、戦前の物が焼けずに残っているという
ことは、奇跡に近いと言っても、大袈裟では無いと
言えます。
 幻想の花・サガリバナこの打掛は、木綿の読谷山花織で、裏地が贅沢にも
紅型染を使っているのです。
 

 

 


木綿・読谷山花織

 

読谷山花織は14世紀後半、琉球大交易時代
に東南アジアから伝わってきました。明治期に
消滅しましたが、1964年に約90年ぶりに
人間国宝であった故 与那嶺貞が復活させまし
た。当初は市販の木綿を使っていましたが、高
級感のある絹糸製の需要が高まり、木綿製はす
たれました。木綿は素朴な温かみがあり、さら
に手作りによる花織は、模様や肌触りなどでよ
り味わい深さがあります。
 幻想の花・サガリバナ今回、その昔の木綿で出来た読谷山花織を再現
しました。商品としては、流通していないもの
です。
興味のある方は、ご一報ください。
 

 

 


『琉球の花織展』を開催します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


沖縄の花織には、『読谷山花織』
『与那国花織』『南風原花織』
『首里花織』があり、南方より
伝えられた技法が、それぞれの
産地で、独特の浮紋織に発展さ
せました。王朝時代は、琉球王
朝の御用布に指定され、貴族以
外は着用が許されませんでした。
その希少性のある各種花織を一
堂に揃え、さらに貴重な花織関
係資料も展示する事となりまし
た。又とない機会なのでご覧に
なって下さい。

左の画像のDMのご希望のお客様
は、弊社まで電話連絡かメール
にてご連絡頂ければお送りいた
します。

 幻想の花・サガリバナ

 

 

 

 

 

  読谷山花織

と き 8月14日〔金〕~19日〔水〕
午前10:00~午後8:00
ところ  ギャラリー琉香        
  
沖縄県那覇市首里汀良町2-30
首里中学校裏門向い 
℡ 884-0937
 専用駐車場あります

 幻想の花・サガリバナ

 

 

 

 

 

 与那国花織   

 展示会中は、『夏のギフト』に
も使用出来ます商品各種
『ミンサーバック』『かりゆし
ウェア』『紅型バック』『紅型
ブローチ』『紅型日傘』『紅型
はなお』『小物各種』なども
揃えております。

幻想の花・サガリバナ

 

 

 

 

 

 

 首里花織 

同時に『浴衣格安セール』も
開催しております。
 

幻想の花・サガリバナ

 

 

 

 

 

 

 

 期間中来店プレゼント
 の花織ティサージ
 

 

 

期間中ご来店のお客様に、
『花織ティサージ』を
プレゼントいたします。

ティサージとは、手拭いの形体
をしており、昔は、肩や腰に下
げたり、装飾的に使われていま
した。二通りの意味で織られて
いました。一つは『ウムイヌテ
ィサージ』で、娘が好きな人の
為に想いを込めて織ったもの、
もう一つは『ウミナイティサー
ジ』で、旅に出る肉親や愛する
人の無事を祈って織ったもので
す。

 

 


紅型黒留袖

 


紅型の黒留袖を作りましたが、
いかがでしょうか?
紅型宗家の「城間栄順」氏 作です。
紅型黒留袖は、今まで数回つくり
ましたが、世の中にほとんど存在
していない希少性の高いものなので、
着道楽の方には興味のある商品だと
思います。
 幻想の花・サガリバナ

 画像の商品の様な黒留袖が欲しいと思った方には申し訳ございませんが、画像の商品も作って間もなく売れてしまいました。
多くのリクエストがあれば、また
チャレンジして作りますので、興味
のある方は、ご一報ください。
 

  
  
  

 

 


幻想の花・サガリバナ

 


沖縄の梅雨が終わる頃、サガリバナの開花の季節です。
サガリバナは南西諸島から東南アジア、熱帯アジアにかけて、マングローブが生育するような水辺に育つ常緑の中高木です。
 幻想の花・サガリバナ 沖縄本島では庭木として育てているお宅もあります。
 幻想の花・サガリバナ 自然の中で見られるものとしては、6~8月に西表島の川岸に自生するサガリバナが有名です。
幻想の花・サガリバナ30-50cmの総状花序を下垂させて、夜の間だけ白やピンクの芳香の良い花を開きます。
幻想の花・サガリバナその花びらは大潮の晩に落ちて、落ちる時にポタン、ポタンと音をたてながらあちらこちらでマングローブ川面に浮かび、ゆっくり、ゆっく~りと潮任せに漂っていくそうです。
この夜明けの光景は必見です。
 

 

 


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